海運3兄弟のQ3決算発表が終わり
海運3社の決算発表が終わりました。
3Qはコンテナ事業が大原則して各社ともに最終利益を小幅下方修正しました。
3社の決算をざっと見てみたところ、フィーバーは終わったようですが、バランスシートには積み上げられた利益がズッシリと乗り、財務内容が大幅に改善されています。改善というレベルでは無いほどに・・・。
iOSアプリ「超バリュー株」
で、自己資本比率を見てみると・・・
川崎汽船:70.71%
郵船:63.84%
商船三井:54.09%
でした。
ただし、決算内容は3社とも同じようなものだったと思います。
いずれもコンテナ事業は減速ですがその他の自営事業が好調で今後の成長期待もあります。
流石にコンテナ狂乱価格であったここ2年の業績は無理ですが、2,3000億の利益を続けること
ならできるかもしれません。
株主還元については、
川崎汽船は大きく増配して3月末だけでみると一株配当ではトップになりましたが、郵船も
増配か自社株買いをするほどの余裕はたっぷりあるように見えます。
され、「超バリュー株」アプリが示す理論株価は・・・ココでも川崎汽船が一位になっています。詳細はアプリでご確認ください。
iOSアプリ「超バリュー株」は自分で使うためもあって開発しました。
株式投資では、まずその会社の本質的価値を知ってからチャートを見て買い時を探すべきだと思います。
では、本質的価値とはどうやって測定しましょうか?
一般的なバリュー株投資ではPBR(1株あたり純資産株価比率)をみて、それが1倍以下なら割安と判定する場合が多いです。
しかし、PBRの分子である純資産ですが、額面通りの数字では、工具や建物など換金性に乏しいものも多く含まれますのでもう少し保守的な計算をした方が良いと思います。
「超バリュー株」アプリでは、有形固定資産と無形固定資産は0.5倍することで保守的に純資産を計算しています。ここで計算した保守的な純資産が株価を上回っていれば投資の安全性はまずまず高いと言えるでしょう。
そしてこの保守的な純資産に、過去利益から保守的に計算したビジネス価値を加えることで理論株価を計算しています。
理論株価が株価を大幅に上回っていれば、上昇のポテンシャルが大きいと捉えることができるでしょう。
このようなやり方で私は銘柄分析を行なっているのですが、今まではスプレッドシートに数字を羅列して行なっていました。
それをスマホアプリに実装したのが今回の「超バリュー株」です。
自分用にも完璧に使えそうで、スプレッドシートともおさらばできそうです。
なお、超バリュー株アプリで扱っている25銘柄は私のポートフォリオで(時価総額ベース)95%以上をカバーしています。
(超バリュー株アプリを見て損した方には、何の補償もできませんが、同時に私も損しているはずですので、許してください。尚、実際の株式投資は100%自己責任で行なってください。)
2個目のiOSアプリ:「超バリュー株」をApp Storeでリリースしました!!!!
この2ヶ月間、2個目のアプリの開発をコツコツとやっていました。
今回は株式投資のアプリです。
10年以上の株式投資の経験を活かして(?)、株式の私なりの理論価格を算出する物です。
アプリではバランスシートをビジュアルに表示できるので、誰でもその企業の財務状態が一目でわかります。
銘柄も利益を出しやすいと考えるバリュー株を25銘柄集めました。
これは私が投資している株をほとんど含んでいます。
これでファンダメンタル分析をしたら、株価が安いうちを見計らって買ってみるのも良いかもしれません。当然ですが、株式投資は完全自己責任で行なってください。
では、App Storeで「超バリュー株」をぜひ検索してみてください。
最初のiOSアプリがAppStoreでリリースされました!
AppStoreに承認を得るための作業が結構大変でしたが、なんとか、承認を得ることができました。ありがとうございます。
(下の画像を作るのがアプリ開発よりも大変だったような・・・。)
AppStoreでセミリタで検索すると2番目くらいに出てきます。
ちなみにMacOSでも動きました。
アプリの概要は下記の通りです。
年齢や収入・支出・資産情報を入力すると、FIRE成功確率(100歳まで破産せずに生活することができる確率)を計算します。
一般的なFIRE/リタイヤ/年金生活のシミュレーターでは、リスク資産は設定した利回りによって常に右肩上がりで増大していきますが、実際の
株価変動を見れば分かるとおり、現実的ではありません。
本アプリではリスク資産のボラティリティを勘案して乱数シュミレーションすることで、これまでなかった「FIRE成功確率」や「年齢別破産確率」を算出し、より安全にFIREするための検証を提供します。
最初のアプリをリリースできて、感慨深いです・・・。
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初めて開発したiOSアプリ
開発期間約2週間で「FIRE成功確率」アプリを開発しました。
今ある資産で何歳まで生活できるか?
はFIRE(Financial Independent Retire Early)やセミリタイヤを目指す方や、あるい既にそういった生活をされている方にとっては大きな関心事であると思います。
FIREの業界(?)では有名な4%ルールというものがあります。
これは米国株や世界株式のインデックスに投資すれば、平均して毎年4%の利益が出る期待があるので、資産の4%で毎年生活すれば資産は減らない、つまり、働かずに生活ができるというものです。
しかし、株式投資でそれなりに長い経験を持つ私から見ると、4%ルールというのは現実には
機能しないと考えます。
株式には期待成長率と並んで重要な、ボラティリティ(株価のランダムな変動性)があるからです。ボラティリティを無視して期待成長率だけで勝てる計算をするのは片手落ち以上です。
10%以上のボラティリティを甘く見てはいけません。10%というのは平均の変動率ですから、もちろん、-20%,-30%という悪い目が続けて出る可能性も充分にあるのです。
(リタイヤしてすぐにこういう悪い目が出てしまっては計画は破綻することでしょう。)
最初に書いた「今ある資産で何歳まで生活できるか?」に対しては、既にそれを検証できる
アプリやサービスがあります。(最も有名なものは↓でしょう)
しかしながら、既存の計算機はいずれもボラティリティを計算に入れません。
つまりリスク資産は設定した期待成長率で右肩上がりに上昇していきます。
これでは、現実とはかなり離れてしまっていると考えます。
そこで、ボラティリティを勘案してFIRE成功確率を客観的に算出するアプリ
を自分で作ろうと思いました。
アーリーリタイヤした身で思うことは、「FIREには堅牢な計画を!」
ですね。4%ルールを信じた安易なFIREはしてもらいたくありません。
iOS版「FIRE成功確率」アプリ、近日リリース予定です。